オフィス系ソフトのスキルを証明できる「マイクロソフト オフィス スペシャリスト」

マイクロソフト オフィス スペシャリスト

試験はソフトのバージョン別にスペシャリストレベル（一般）とエキスパートレベル（上級）に分かれています。この資格を持っていれば、ヘルプデスク案件の獲得に不可欠な基本スキルがあることが一目でわかるのでとても便利です。
受験方法はオンラインか郵送で申し込める「全国一斉試験」と最寄りの会場で受験する「随時試験」の2タイプ。全国一斉試験は毎月1、2回行われていて、随時試験は各試験会場が設定した日時に開催されています。合格すると、紙の合格認定証とデジタル認定証の2つを利用することができます。

マイクロソフト オフィス スペシャリストのメリット

マイクロソフト社のWordやExcel、PowerPointは、言わずと知れた有名ソフトですよね。オフィスワーカーはもちろんのこと、PCで文書や表などを作成したことがある人なら使ったことがあると思います。
PCスキルを証明するためには、実際に使っているところを見せるか資格を見せるかのどちらかです。実用性の極めて高いソフトのスキルを証明できるこの資格は、かなり有力な証拠となること間違いなしです。どこの企業に転職するにしても、オフィスソフトのスキルは基本中の基本です。それなのにもかかわらず、「WordやExcelができます」の含む意味の幅が広すぎて採用する側とされる側の認識が共有できないことが少なくありません。そんなときに「MOSの資格を持っています」となれば、採用する側に正しくスキルを理解してもらうことができますよ。
操作できるかどうかを問われる試験内容になっているので、合格に向けてコツコツと勉強していくうちにいつの間にか実用的なスキルが身につくのも魅力的です。さらにうれしいのが、国際的に通用する資格であるというところです。

身につけられるスキル

実技試験のみのマイクロソフト オフィス スペシャリスト資格を取得するということは、基本スキルはもうOKということです。例えば、Wordのスペシャリストレベルでは、フォントや段落の設定や表の作成など、オブジェクトの挿入などの各種設定、文書の印刷など、文書作成に必要な基本スキルなどが、エキスパートレベルになると、より高度な書式の使い方や参考資料の作成、差し込み印刷などについてのスキルなどが身につきます。Excelのスペシャリストレベルでは、セルの書式設定やグラフ作成、数式や関数を使った集計方法などが、エキスパートレベルでは、ピボットテーブルの作成や高度な数式設定などのスキルが身につきます。