企業を支える縁の下の力持ち!ヘルプデスクになるには

ヘルプデスク案件ってどうなの?

ヘルプデスク案件を狙うならこの資格!「ITIL試験」

『ITIL試験』を取得しよう!

ITIL試験でITシステムの運用・管理の基礎をしっかり固めよう

『ITIL試験』を取得しよう!

ITIL試験

ITシステムの運用や管理についての基本的な知識を証明することができる試験なので、ヘルプデスク案件を目標にしているならぜひ取得しておきたい資格ですね。

ITIL試験とは

ITILの読み方は「アイティル」で、イギリス政府によってまとめられた「Information Technology Infrastructure Library」というフレームワークの略語です。ITIL試験は「ITILファンデーション試験」が正式名称です。ITシステムは、人間にとってはもはや水や電気のように常に生活の一部に存在しているものです。常に快適にITシステムを使うためには人間の手が必要で、安定的にシステムを動かし続けるための枠組みが必要です。そこで登場するのが、システムの運用や管理に特化したITIL試験です。ITサービスマネジメントに関する世界共通の認定資格で、入門レベルの試験となっています。この試験の特徴は、資格の有効期限がないところです。資格を何度もバージョンアップしていく必要はないということなんですね。ただし、ITIL試験には古いバージョンもあります。新旧どちらのITIL資格を持っていてもスキルの証明にはなりますが、古いバージョンのほうが不利になる可能性は否めません。今はまだ有効期限を設けていませんが、今後は他の資格のように有効期限が設けられるかもしれません。

気になる難易度はどのぐらいか

資格試験を受験するにあたって気になるのがそのレベルですよね。ITIL試験の難易度は、「ITSSキャリアフレームワークと認定試験・資格の関係(ISV Map Ver10r3」ではレベル1となっていることからも、比較的取得しやすいレベルの資格試験であることがわかります。この試験を管理する団体によれば、勉強時間の目安が20時間弱。早ければ2週間程度、少し余裕を持って1か月程度コツコツ勉強すれば取得可能なレベルになれます。合格率や合格者数は公開されていないのが現状です。ITIL試験よりも易しいとはいえ比較的レベルの近い「ITパスポート」の合格率は50%弱。ここから推測すると、ITIL試験の合格率は50%を下回ることが予想できます。ただし、受験者の層がITパスポートとは異なるので、50%以上の合格率になる可能性も十分考えられます。合格率はあくまでも目安なので、合格を目指して勉強に集中すれば結果はおのずとついてくるはずですよ。

  • ITIL試験は、PeopleCertという多国籍企業や政府機関と連携している試験機関が実施している資格試験です。