ヘルプデスクの向いているかいないかは「耐性」でほぼ決まる!
どんな仕事にも性格によって向き不向きってあるものですよね。ヘルプデスク案件にももちろんあります。ここでは、ヘルプデスクの向き不向きについてご紹介していきます。
ヘルプデスクに向いているタイプより前にまずチェックしておきたいのが、ヘルプデスクに不向きなタイプの特徴です。ヘルプデスクとして最低限持っておくべきスキルは「専門知識」なので、IT業界未経験のエンジニア初心者などはまず無理ということになります。ただし、これについては本人の努力と経験によってクリアできますよね。問題なのは、「コツコツと勉強することやあきらめずに努力することが極端に苦手」というタイプの人。ヘルプデスクとしてやっていけるだけの専門知識を身につけるためには努力が欠かせません。「わかりません」では済まされない立場ゆえ、わからない問題を突きつけられればわかるまで調べて考えるしかありません。働く企業や担当する分野によって求められる専門知識が異なるとはいえ、その分野のスペシャリストにならないと務まらないのがヘルプデスクの仕事なのです。専門知識は十分でも、コミュニケーション力に問題があれば仕事になりません。専門用語をただ並べたてて説明するだけなら、ヘルプデスクとしての役割は十分に果たせていないとみなされてしまうでしょう。
そして、なによりも重要なのが「ストレス耐性」です。ヘルプデスクの仕事は、覚えることがたくさんある上に業務もひっきりなし。それに加えて厳しいクレームにも対応するとなれば、仕事に慣れるまではかなりのストレスを抱えてしまうかもしれません。逆境に弱く落ち込んだらなかなか立ち直れないタイプの人にヘルプデスクは向きません。
いろいろと怖い話を並べましたが、ヘルプデスクに向いている人ももちろんたくさんいます。向かない人には辛い仕事でも、向いている人にとってはやりがいある楽しい仕事なので安心してくださいね。ヘルプデスクに向いているのは、逆境に強いタイプです。ゆるゆるとノーストレスな環境に身を置くよりも、自分に負荷をかけたほうがやる気が出るというタイプの人はまぎれもなくヘルプデスク向き。頑張れば頑張っただけ専門職としても社会人としても成長できるので、充実した毎日を送ることができるでしょう。いろんなタスクを同時進行させることが得意な人やストレスを自分で上手に解消できる人も、ヘルプデスクの仕事に向いています。そういうタイプの人は、業務をこなせばこなすほどにレベルアップしていくはずですよ。